日本には、「精油って、ディフューザーで香りを楽しむもの」というイメージを持っている方がまだまだ多いように感じます。私にとって精油は、香りを楽しむためだけのものではありません。
料理やスキンケア、掃除や洗濯、香水代わりや仕事をするとき、眠る前や季節のセルフケアなど、私の暮らしには、いろいろな場面で精油があります。
特別な日に使うものではなく、「今日はこれを使おう」と、ごく普通に選ぶ生活用品のひとつに近い感覚です。
この記事では、精油を学び、実際に日常生活へ取り入れている私が、どんな場面で精油を使っているのか紹介します。
※ここで紹介することは、私自身の暮らしの中での活用例です。精油は高濃度の植物成分を含み、種類・用途・年齢・体調などによって注意事項が異なります。特に皮膚への使用では刺激や皮膚障害の報告もあるため、製品表示を確認し、適切な方法で使用することが大切です。

はじめまして、紗良です。
仏式自然療法・植物療法研究家として、フランスの植物療法や精油文化について学び、発信しています。
✅ 私が精油を日常生活で使っている場面
✅ 料理や美容、家事での精油との付き合い方
✅ 仕事や寝る前など、気分を切り替えたいときの使い方
✅ 私が精油を「特別なもの」にしない理由
✅ 安全に精油を使うために大切にしていること
精油を料理にも取り入れる


私にとって精油は、香りを嗅ぐためだけのものではありません。
私は、食品用途として国からの認可・販売されている精油であれば、商品の表示や使用方法を確認した上で料理などに使うことがあります。
絶対に間違えないでいただきたいことは、「精油なら何でも料理に使える」わけではないということです。
同じ「精油」という名称でも、商品ごとに用途が違います。
食品として販売されていない精油を自己判断で料理に使うことは絶対におやめください。
フランスで食品補助として販売されている精油を見たときに私が驚かなかったのも、日本にいるときから、私は「精油は用途によって扱いが違う」と考えていたからです。
スキンケアや香水代わりにも
精油は、自分の肌や香りを楽しむ時間にも取り入れています。
スキンケアでは、そのまま精油を何滴も肌につけるのではなく、使用する製品の用途や希釈方法を確認することも大切です。
消費者庁も、精油を皮膚に使用した後の皮膚障害について注意喚起しています。
そして私は、香水の代わりとして香りを楽しむこともあります。
香水とはまた違って、「今日はこの香り」「今日はこっち」と、その日の気分で選ぶことができますし、自分でブレンドしてオリジナル香水を作ることもできます。
私にとって精油は、身支度の最後に香りを選ぶ楽しみにもなっています。
掃除や洗濯にも精油を使う


精油を使うのは、自分の身体に関することだけではありません。
私は掃除や洗濯など、家の中でも精油を取り入れています。
ただ「家事を終わらせる」だけではなく、自分が好きな香りがあるだけで、いつもの家事の感じ方が変わることがあります。
また、抗菌作用、抗真菌作用を期待して使用することもあります。
私にとって精油は、セルフケアだけではなく、暮らし方そのものでもあります。
ただし、市販の掃除用・洗濯用洗剤等と自然由来の精油を自己流で混ぜる場合は、素材や製品によって適さない組み合わせがありますので、混ぜないようにしてください。
私が掃除や洗濯をする際に使用する洗剤は、必ず自然由来の洗剤と決めています。
夏は清涼ボディーローションとして、虫よけとしても
夏場には、私は肌を涼しく保ちたいときにも精油を使っています。
清涼ボディーローションのような使い方です。
また、虫が気になる季節にも、暮らしの中で植物の香りを取り入れることがあります。
ただし、ここでも「精油なら何でも虫よけになる」という意味ではありません。
虫よけ効果を目的にする場合は、対象となる製品の表示や有効成分を確認することが大切です。
喉や鼻など「ちょっと気になる」ときにも精油を使う
喉が気になるとき、鼻がすっきりしないとき、なんとなく身体がいつもと違うときにも私は暮らしの中のセルフケアの選択肢として精油を使います。
ただし、ここで私が大切にしているのは、精油を医療の代わりにしないことです。
小さな不調は自分で対処しますが、特に長引く不調では、必要な医療を受けずに精油だけで治そうとしたりしないことも大切です。
厚生労働省の情報でも、アロマセラピーは補完療法として扱われており、各用途について科学的根拠が十分ではないものもあります。
私にとって精油は、日々のセルフケアの選択肢のひとつです。


キッズアロマテラピーは、より慎重に扱う
子どもが怪我をしたときなどにも、私は日常のケアについて考える中で精油を選択肢として考えることがあります。
ただし、子どもへの精油使用は大人以上に慎重に考えています。
子どもは大人と身体の大きさも違います。
精油やブランドによっては、年齢による使用制限や注意があります。
フランスのANSESも、精油は子どもへの使用に注意が必要で、特に幼い子どもの手が届かない場所へ保管するよう注意喚起しています。
だから、「自然だからすべての精油が子どもにも安心」とは考えません。
商品ごとの注意事項、年齢、用途、濃度などを確認します。
傷が深い、出血が多い、痛みが強いなど必要な場合は当然、医療機関を利用します。
精油を使うことと、必要な医療を受けることは別です。
仕事をするときは「集中する時間」への切り替えに


私は仕事をするときにも香りを使います。
パソコンに向かっていてもどうしても集中できないとき、気持ちが別のところへ飛んでいくとき、そんな日もあります。
そういうとき、私は香りを「仕事を始めるスイッチ」として使うことがあります。
香りを嗅いだから能力が突然上がるという話ではありませんが、「この香りを使ったら仕事を始める」というスイッチになることがあります。
眠る前は「休む時間」に切り替えるために
一日の終わりにも、香りを使うことがあります。
仕事、家事、子育てと頭の中がずっと動いている日もあります。
そんなときは特に睡眠の質を高めるために、香りを選んでいます。
皮膚塗布用途として国からの認可・販売されている精油を手に取って深く吸い込んで深い癒しの時間を取ったり、首や腕に塗り広げて使っています。
こうして自分の睡眠の質を管理し、疲れを次の日に持ち込まない工夫もしています。
癒されたいときは、ただ香りを楽しむ
そしてもちろん、何か目的がないと精油を使ってはいけないわけではありません。
私は「この香り好き」「今、この香りを使いたい」という気持ちだけで、精油を使うこともあります。
むしろ、それは自分の心の声に従って、自分の感情を大切にしていると思います。
精油を学んでいると効果・効能、成分、使い方など、いろいろな知識が増えていきますが、知識ばかりを考えて、香りそのものを楽しめなくなったら少しもったいないです。
自分が好きな香りを選び、ゆっくり香りを感じる時間こそ大切で、それも立派な私の精油のある暮らしです。
私にとって精油は「特別なもの」ではなく生活用品
料理、スキンケア、掃除、洗濯、夏の暮らし、セルフケア、仕事、眠る前、香水代わり…。
こうして書き出してみると、本当に、いろんなところで使っています。
私にとって精油は、「今日はアロマテラピーをしよう!」と気合いを入れて使うものではありません。
生活の中で、必要なときに自然と手を伸びる存在です。
だから「精油って何に使えますか?」と聞かれると、私の答えは、「使い方は無限大だよ」です^^
でも同時に、何にでも適当に使っていいという意味ではありません。
精油をたくさん使うからこそ、私はここを見る
暮らしの中でたくさん活用しているからこそ、私が大切にしていることがあります。
それは、その精油が何の用途として作られているのかを確認することと誰がどんな風に製造し、どんな化学分析をしているのかを知ることです。
用途の面では、食品として使うなら食品として国からの認可を受けているか、肌に使うなら化粧用油として国からの認可を受けているかを見ます。
誰がどんな風に製造しているかを確認する面では、精油会社の公式サイトを見たり、カスタマーセンターなどで聞いたりします。
どんな化学分析をしているのかは、公式サイトで製品ごとのロット番号を入力し、GC/MSが掲載されているか、その中身を確認します。
「100%天然」「オーガニック」という言葉だけで、すべての用途に使えるとは判断しません。
精油は植物から得られる非常に濃縮されたエッセンスです。大量の植物から少量しか得られないものでもあります。
だからこそ、知って、確認して、自分で選ぶことが本当に大切です。


まとめ|精油は「使うもの」ではなく、私の暮らしの一部
私の日常には、本当にいろいろな場面で精油があります。
・料理
・スキンケア
・掃除
・洗濯
・香水代わり
・暑い日の清涼ボディローション
・虫が気になる季節
・日々のセルフケア
・仕事前の気分転換
・眠る前
・ただ癒されたいとき
私にとって精油は「アロマテラピーをするためのもの」ではなく、ごく普通に暮らしの中にあります。
精油のある暮らしは、難しくないです。
でも同時に、「天然だから何でも安心」とも伝えたくありません。
知識があるからこそ、自由に選べる。
自分で選べるからこそ、暮らしの中で自然に使える。
そのような精油との付き合い方を、これからもこのブログで伝えていきたいと思っています。









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