フランスのスーパーは日本と何が違う?実際に買い物して感じた特徴

フランスのスーパー

フランスへ行ったら、観光地だけでなくスーパーにも立ち寄ってみてほしい!

私は2025年、南フランスを中心にひとりで旅行しました。

旅の目的は、観光だけではなく、精油や植物療法の文化を現地で探求することでした。
街を歩き、薬局へ入り、フランス人の友人たちと会い、できるだけ現地の人たちの暮らしや感覚に触れる旅をしました。

その中で何度も利用したのが、スーパーです。

毎食レストランへ行くのではなく、スーパーで食料を買って宿泊先で食べる。

翌朝の朝食を買う。

飲み物を探す。

そして、何が売られているのかを眺める。

スーパーにはその国の「普段の暮らし」が詰まっています。

この記事では、実際にフランスのスーパーで買い物をして感じた日本との違いや旅行者として便利だったことを紹介します。

はじめまして、紗良です。
仏式自然療法・植物療法研究家として、フランスの植物療法や精油文化について学び、発信しています。

この記事でわかること

✅ フランスのスーパーで感じた日本との違い
✅ 旅行中にスーパーを利用するメリット
✅ ひとり旅でも便利だった食事
✅ 食品にあるA〜Eの表示とは?
✅ オーガニック商品について
✅ フランス語がわからなくても買い物できる?
✅ スーパーから見えるフランスの日常

目次

私がフランス旅行でスーパーを何度も利用した理由

フランス旅行というと、パン屋へ行って、カフェで朝食。
昼はレストラン、夜はワインとフランス料理。

そんな食事を想像する人も多いかもしれません。

でも、私は毎食レストランを利用しませんでした。
ひとりで10日ほど旅をしていると、毎回お店を探して、入って、注文して、食事をすること自体が疲れる日もあります。

そして私は、高級レストランを巡ることよりも、現地の人が普段どんなものを食べ、どんなものを選んで暮らしているのかを見ることに興味がありました。

だから、スーパーへ行くこと自体が旅の楽しみのひとつでした。

スーパーを見ると、その国の「普通」が見える

モノプリ姉妹店モノップの商品陳列棚
フランスのスーパーには、観光地とはまた違う「日常のフランス」があります。

観光地には、旅行者に見せるためのフランスがあります。
一方、スーパーに並んでいるのは、そこで暮らす人たちが日常的に買うものです。

パン、チーズ、乳製品、野菜、果物、肉、冷凍食品、惣菜、お菓子、飲み物、日用品。

スーパーの棚を見ていると「これが普通に売られているんだ」「こんな選択肢が多いんだ」「これは日本ではあまり見ないな」と、色々な発見があります。

私にとってスーパーは、単に食料を買う場所ではなく、フランスの生活を観察できる場所でもありました。

ひとり旅で助かった、温めるだけの惣菜

フランスのディスカウントストアNettoの惣菜
電子レンジで温めるだけの食事は、ひとり旅でも便利。私が利用したモノでは6ユーロほどの商品もありました。

旅行中にかなり助かったのが、電子レンジで温めるだけで食べられる食品です。
私が購入したものでは、6ユーロほどの商品もありました。

一日中歩いた後に「今からレストランを探すのは面倒」という日は、スーパーで食事を買って宿泊先で温めて食べれば、それだけでしっかり夕食になりました。

一方、疲れ切ってスーパーへ行く元気すらない日はUber Eatsを利用することもありました。

そのため、元気がある日はスーパー、もう外へ出たくない日はUber Eatsという使い分けをしていました。

フランスといえば、やっぱりパンや乳製品

フランスのスーパーの陳列棚
スーパーの品揃えを見るだけでも、その国で日常的に食べられているものが見えてきます。

フランスのスーパーで楽しい売り場のひとつが、パンや乳製品のコーナーです。

日本でもフランス産のチーズやバターを買うことはできますが、現地のスーパーでは、普段の生活で選ばれている商品がずらっと並んでいます。
チーズひとつ見ても種類が多く、「こんなに種類があるの!?」と思うほどです。

ヨーグルトやバターなども種類が豊富で、フランスで乳製品が身近な食品であることを、売り場を見るだけで感じます。

旅行中にすべての商品を試すことはできないからこそ、「今日はこれを食べてみよう」と知らない商品をひとつずつ選ぶことも楽しかったです。

食品に「A・B・C・D・E」が付いている

フランスのスーパーで食品を見ていると、A・B・C・D・Eという色付きの表示を見かけることがあります。
これは「Nutri-Score(ニュートリスコア)」という栄養表示です。
電子レンジで温める惣菜だけではなく、お菓子やシリアルなど、さまざまな加工食品に表示されています。

Aに近いほど栄養面でより好ましい評価、Eに近いほど注意したい評価です。
ただし、A=健康食品、E=食べてはいけない食品という意味ではありません。

私は、似た商品が並んでいて迷ったときの「選ぶための情報」のひとつとして見ることができるのが面白いと感じました。

オーガニック商品がスーパーの選択肢にある

フランスの食品を見ていると、「BIO」という表示を目にすることがあります。

BIOは、フランス語でオーガニックを意味する言葉として使われています。
また、EUのオーガニックロゴやフランス独自のAB(Agriculture Biologique)マークが付いている商品もあります。

食品だけでなく、さまざまなカテゴリで「BIO」という言葉を見かけます。

私自身、普段から商品を選ぶときに原材料や作られ方を気にすることがあります。
そのため、フランスのスーパーで「どんなオーガニック商品が並んでいるんだろう?」と、売り場を見るのが本当に楽しかったです。

ただし、BIOだから何でもいいというわけではありません。

オーガニック認証が何を保証しているのかを知った上で、自分が何を重視して選ぶのかを考えることが大切だと思います。

「健康的かどうか」を決めてもらうのではなく、自分で選ぶ材料がある

フランスのスーパーを見ていて面白いと感じたのは、消費者が選ぶための情報があることです。
あくまでも受け身ではなく、自分が意思を持って積極的に選べる環境です。

例えば、Nutri-Score、オーガニック認証、原材料表示。
表示制度だけでその食品の全てがわかるわけではありませんが、情報を見る意識、商品を比較する意識、自分が何を大切にしたいかを考える状況が揃っています。

私は健康についても誰かの正解をそのまま受け取るのではなく、自分で知り、考え、納得して選ぶことを大切にしています。

だから、フランスのスーパーで商品を見る時間も、私にとってはただ買い物する以上の面白さがありました。

フランス語がわからなくてもスーパーで買い物できる?

私は旅行当時、フランス語を勉強していましたが、商品パッケージをすべてすらすら読めるレベルではありませんでした。
それでも、スーパーでの買い物に大きく困ることはありませんでした。

商品そのものを見ればわかるものも多く、値段も表示されています。
わからない単語があれば、スマートフォンで翻訳できます。

そして、食品によっては、Nutri-Scoreのように視覚的にわかる情報もあります。

初めてフランスのスーパーへ行くなら覚えておくと便利なのが、以下の単語です。

  • BIO:オーガニック
  • sans:〜なし(無添加/入っていない)
  • sucre:砂糖
  • sel:塩
  • lait:牛乳
  • œuf / œufs:卵
  • poulet:鶏肉
  • poisson:魚
  • à réchauffer:温める

など。

アレルギーや食事制限がある場合は、翻訳だけに頼らず、原材料やアレルゲン表示を慎重に確認してください。

レストランだけがフランスの食文化ではない

フランスへ旅行したら、本場のフランス料理が食べるのも素敵な体験です。
でも、食文化はレストランの中だけにあるわけではありません。

現地の人が仕事帰りに何を買うのか、家で何を食べるのか、どんなヨーグルトが並んでいるのか、どんなお菓子が売られているのか、どんな表示を見て商品を選ぶのか。

そのような日常にも、その国の食文化があります。

私がフランスで知りたかったのは、観光客向けに整えられたフランスではなく、そこで暮らしている人たちの日常にあるフランスです。

スーパーは、それを気軽に見ることができる場所だと思います。

スーパーを使えば旅行の食費も調整しやすい

海外旅行では、毎食外食をすると食費が大きくなります。
特に長期滞在になる程、スーパーを利用できるかどうかで生活費も変わります。

私はフランス旅行中、スーパー、パン屋、カフェやレストラン、Uber Eatsをその日の予定や体力に合わせて使い分けました。

すべてを節約するのではなく、自分がお金を使いたいところを選ぶ。

そんな旅の仕方が、私には合っていました。

私が留学でも「自分で用意するホームステイ」を選べた理由

このスーパーでの経験は、その後のフランス留学の選択にもつながりました。

私は2026年のフランス短期留学で、学校が用意しているホームステイの中から、自分で食事を用意する形式を選びました。
初めてのフランスだったら生活が想像できず、不安だったかもしれません。

でも私は、ひとり旅でスーパーで食料を買う、必要なら外食をする、疲れたらUber Eatsを利用するという生活をすでに経験しています。

だから、フランスでも自分で食事を用意して生活できるイメージを持った上で、選ぶことができました。

フランスへ行ったら、スーパーにも入ってみてほしい

有名な観光地を見る、美術館へ行く、レストランでフランス料理を食べる。

その体験もフランスを知る大切な方法です。

でも、私は、それと同じくらいスーパーへ行く、薬局へ入る、街を歩く、現地の人が普通に暮らしている場所を見るという時間を大切に感じます。

スーパーへ行けば、その国の「普通」を見ることができます。

まとめ|スーパーには「日常のフランス」がある

フランスのスーパーには、

  • 温めるだけで食べられる惣菜
  • 豊富なパンや乳製品
  • Nutri-Score
  • BIOやオーガニック認証商品
  • 日本とは違う食品や日用品

など、たくさんの発見があります。

旅行者にとっては、食費を調整したり、外食に疲れた日に食事を用意したりできる実用的な場所です。

フランスへ行ったら、観光地だけではなく、ぜひスーパーにも寄ってみてください。

そこには、観光地では見えない「日常のフランス」があります。

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この記事を書いた人

Saraのアバター Sara 仏式自然療法・植物療法研究家

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