フランスでひとり旅をすると、現地でどれくらいのお金が必要なのでしょうか。
特に、円安が続いている時期のヨーロッパ旅行では、現地でいくら使うのか不安になる方も多いと思います。
私は2025年、南フランスを中心に10日間、一人で旅行しました。
当時の為替レートは、1ユーロ168〜170円ほど。
現地で使った金額は、合計165,680円でした。
しかもこの金額には、フランス滞在だけでなく、トランジットで前後2日間滞在した韓国での支出も含まれています。
さらに、
- 事前決済していた電車に乗れず、チケット代が無駄になった
- 間違った方向へUberで移動してしまった
- Uberなら12ユーロの道を、個人タクシーで50ユーロ請求された
- 日本で予約したホテルの部屋が男性専用で、返金されずに別の部屋を現地で取り直した
- 疲れた日はUberを利用した
など、決して完璧な節約旅行でありません。
それでも、結果として10日間の旅行と韓国滞在を合わせて16万5,680円でした。
この記事では、私がどのような旅行をし、何にお金を使ったのかを紹介します。

はじめまして、紗良です。
仏式自然療法・植物療法研究家として、フランスの植物療法や精油文化について学び、発信しています。
この記事で紹介する16万5,680円は、航空券や日本で決済事前決済した宿泊費などを除いた、現地滞在中の生活費を中心とした金額です。
為替や物価、旅行スタイルによって必要な金額は変わります。
✅ 南フランス10日間で使った現地費用
✅ 1ユーロ168〜170円台の時期の体感
✅ Uberや食事にかかった費用
✅ 現金を持たずWiseだけで旅行した体験談
✅ フランス旅行の生活費を抑える方法
南フランス10日間で使った金額は16万5,680円
私がフランス旅行と前後の韓国滞在で使った金額は、合計16万5,680円でした。
当時の為替は、1ユーロ168円から170円ほどです。
単純に10日間で割ると、1日あたり1万6,500円。
ただし、この金額には韓国滞在、移動ミス、予約ミス、ぼったくり、Uber、Uber Eatsなどの追加出費が含まれています。
そのため、すべて順調に進んでいれば、もう少し安く抑えられたと思います。
16万5,680円には、前後2日間の韓国滞在と複数のトラブルによる追加出費も含まれています。
この旅の目的は精油の現地探究
この旅の目的は、観光名所をめぐったりバカンスをしたりするというよりも、フランスで精油や自然療法・植物療法がどのように暮らしの中に存在しているのかを知ることでした。
そのため、街を歩きながら薬局へ入ったり、精油や植物由来製品を探したり、フランス人の友人に会ったりしました。
友人たちとの会話や食事を通して、現地の人がどのように暮らし、どのような感覚で物事を考えたり選んでいるのかを肌で感じさせてもらいました。
この旅の目的には、ブランドショップで買い物をしたり高級レストランで食事をしたりすることは含まれていませんでした。できるだけフランス人の日常生活に近い食事や過ごし方を体験したかったからです。



観光客向けの豪華なフランスではなく、スーパーや薬局、街角にある日常のフランスを知りたかった旅です。
宿泊費や一部の移動費は事前に支払い済み
今回紹介する16万5,680円は、旅行全体の総額ではありません。
航空券、宿泊施設、一部のTGVや高速バスなどは日本にいる間に事前決済していました。
そのため、現地で必要なお金として考えていたのは、主に次のような生活費です。
- 食費
- 市内交通費
- Uber
- 日用品や買い物
などです。
私が旅行前に考えていたことは、「現地で生活するためには、いくら持っていけば安心か」ということでした。
現金は持たず、Wiseだけで過ごした
この旅行では、現地通貨の現金を一切持たず、Wiseのカードだけで過ごしました。
ホテル、スーパー、カフェ、パン屋、レストラン、Uber、Uber Eats、交通機関など、ほぼすべてカードで支払うことができました。
フランスでは少額の買い物でもカード決済が一般的で、パンや飲み物だけでもカードで支払えます。
そのため、旅行開始前に両替する必要はありませんでした。


Wiseには日本円を入れておき、ユーロで支払うときに自動で両替される形で利用しました。
旅行前に大量のユーロを用意しなくてもよく、余った外貨の使い道に困らない点も便利でした。
一番大きな出費はUber
現地で一番大きな出費になったのは、Uberでした。
1回の利用で、20〜40ユーロほどかかったことが数回ありました。
日本円にすると、1回約3,400円〜約6,800円ほどです。
決して安くはありません。
しかし、それでも、
- 道が複雑で迷いそうなとき
- 重い荷物を持っているとき
- 長時間歩いて疲れたとき
- 時間が迫っているとき
- 公共交通機関では移動しにくいとき
には、無理をせずにUberを利用しました。
ひとり旅では、自分だけで移動方法を判断しなければなりません。
安さだけを優先して疲れ切ったり危険な道を歩いたりするよりも、お金を払って安全と体力を確保することも必要だと感じました。
旅費を抑えることは大切ですが、体力や安全を守るために使うお金まで削る必要はありません。
Uber Oneの割引も利用した
私はUberとUber Eatsを多く利用する予感がしていたので、現地に着いてから月額制の「Uber One」にも加入しました。
Uber Oneは、UberとUber Eatsの両方で特典を受けられるサブスクリプションです。
私が利用したときは、Uber Eatsの配達手数料やサービス料の割引、Uberの乗車に利用できる特典などがありました。
そのため、この記事に記載しているUberとUber Eatsの支出は、Uber Oneが適用された後の金額です。
それでも、Uberは1回20〜40ユーロ、Uber Eatsは1回20ユーロ前後かかることがありましたが、複数回利用したため、月額以上の割引を受けられたと感じています。
UberやUber Eatsを旅行中に何度も利用する予定がある方は、渡航前にUber Oneの特典内容を確認しておくのも一つの方法です。
※Uber Oneの料金や特典、対象店舗、最低注文料金などは国や時期によって異なります。


個人タクシーで50ユーロを請求された
旅行中、Uberではなく個人タクシーを利用してしまったことがあります。
Uberなら12ユーロほどで行ける距離でしたが、個人タクシーに誘われるまま乗ったところ、50ユーロを請求されました。
日本円すると、約8,400円ほどです。
Uberの4倍近い金額でした。
当時は朝から外出していて疲れ果てていたので、とにかくホテルに着きたいという気持ちが先走って、声をかけられてそのまま乗ってしまったのです。
また、タクシー以外にも、多くの人がいる場所でも何かと声をかけられることが多い旅でしたが、この経験以降、知らない人の「マダム!」には振り向かない、無視することを決め込みました(笑)
そして、タクシーに乗りたいときは、個人タクシーには乗らずに絶対にUberだけと決めました。


※Uberの利用方法や安心して乗るために確認したいポイントを紹介しています。
間違った方向のUberに乗ったこともあった
Uber自体が安全でも目的地の入力を間違えれば、当然ながら別の場所へ到着します。
私は目的地の設定を間違え、間違った方向へUberで移動してしまい、その分余計な料金がかかったこともあります。
海外では、同じような名前の駅や通り、ホテルが存在することがあります。
Uberを呼ぶ前に、
- 目的地の住所
- 施設名
- 地図上の位置
- 到着予定場所
を確認しておくことが大切です。
旅行中は疲れているため、普段ならしないような入力ミスも起きます。
出発前に数十秒確認するだけで、余計な出費を防げます。
予約していた電車に乗れず、チケット代が無駄になった
旅の途中に事前決済で購入していた電車に間に合わず、そのチケットを利用できなかったこともあります。
ヨーロッパの列車や高速バスは、チケットの条件によって変更や払い戻しができない場合があります。
乗り遅れた場合は、新しいチケットを購入しなければなりません。
つまり、
- 乗れなかったチケット代
- 新しく購入したチケット代
の両方が必要になります。
私はTGVで約3時間、高速バスで約4時間という長距離移動も経験しました。
移動距離が長くなるほど、前の交通機関の遅れが次の予定へ影響します。
列車や長距離バスを予約するときは、乗り換え時間に余裕を持たせるのがおすすめです。
日本で予約したホテルが男性専用だった
日本で予約したホテルへ行ったところ、予約していた部屋が男性専用だったこともありました。
予約時に十分確認できておらず、現地で利用できないことがわかりました。
キャンセルしようとしても、予約当日なのでキャンセルはできず、返金はありませんでした。
そのため、すでに支払った宿泊費を失った上に、現地で別の部屋を探してもらって追加で支払うことになりました。
宿泊施設を予約するときは価格や立地だけでなく、ホテルによってはドミトリーと個室など様々な部屋タイプを保有する場所も存在しますので、自分が希望する部屋を確認して予約しましょう。
また、キャンセル条件、返金条件、チェックイン・チェックアウト時間などの確認も大切です。
特に、翻訳された予約ページでは、重要な条件が分かりにくい場合があります。
公式サイトや原文の説明も確認する方が安心です。
疲れた日はUber Eatsも利用した
旅行中、毎日外食をしていたわけではありません。
スーパーで食材を買って宿泊先で食べることも多く、時には友人の実家に招いてもらい、フランス流のディナーを楽しませてもらったこともあります。
スーパーで購入できる電子レンジ対応の食事なら、ひとつ6ユーロほどから選ぶこともできました。
日本円では約1,000円ほどです。
一方、疲れて外へ出たくない日はUber Eatsを利用しました。
Uber Eatsは、1回20ユーロ前後かかることもありました。
日本円では約3,400円です。
配送料やサービス料も含まれるため、スーパーで買うより高くなります。
それでも、長時間歩いた日や移動で疲れた日は、無理に外に出ない選択をしました。
| 食事方法 | 目安 |
|---|---|
| スーパーのお惣菜 | 6ユーロくらいから |
| Uber Eats | 20ユーロ前後から |
| パン | 1ユーロ前後から |
| 高級レストラン | 今回は利用なし |
高級店に行かなくてもフランスらしさは体験できる
この旅では、高級レストランや有名ブランドショップなどには行きませんでした。
私が体験したかったのは、特別な日のフランスではなく、日常のフランス生活だったからです。
スーパーへ行き、パンを買い、薬局やオーガニックショップへ入り、街を歩く。
時々、道中にある誰でも利用できるテラスで休憩する。
友人たちと会い、現地の人が普段どのように過ごしているのか知る。
そうした時間の方が、私にとっては価値がありました。
フランス旅行というと、
- ブランド品
- 高級レストラン
- 有名観光地
- 豪華なホテル
を想像する方もいるかもしれません。
しかし、目的によって必要な費用は大きく変わります。
現地の暮らしを体験する旅なら、高級店を利用しなくても十分にフランスを楽しめます。
16万5,680円は高い?安い?
10日間で16万5,680円という金額を高いと感じるか安いと感じるかは、旅行スタイルによって変わります。
今回の金額には、
- 前後2日間の韓国滞在
- 個人タクシーで50ユーロのぼったくり
- Uberを複数回利用
- Uberで間違った方向への移動
- 無乗車で支払いだけした電車のチケット代
- ホテルの予約ミスをして追加の部屋代
- Uber Eatsの利用
が含まれています。
これだけの失敗と追加出費を含めても16万5,680円だったため、私は想像していたほど高くなかったと感じました。
一方で、Uberを使わず、予約ミスもなく、スーパー中心で生活すれば、さらに費用を抑えることは可能です。
フランス10日間で現地の生活費はいくら必要?
私の体験から考えると、すでに航空券や宿泊費を支払っている場合、現地生活費として10万円でも過ごせる可能性はあります。
ただし、次のような費用が重なると、10万円を超えます。
- Uberやタクシーを利用する
- 外食が多い
- Uber Eatsを利用する
- 交通機関の予約取り直しが発生する
- 宿泊予約でトラブルが起きる
- 買い物を楽しむ
- 為替がさらに円安になる
私はトラブルが起きたときに、お金が足りなくなる不安を感じたくありません。
そのため、予算は少し余裕を持たせておくほうが安心です。
節約を目指す場合でも、予備費は別に確保しておくのがおすすめです。
旅行費用を抑えるために、次回気をつけたいこと
今回の経験から、次回は次の点を意識します。
- 宿泊施設の利用条件を原文でも確認する
- 電車やバスの乗り換え時間に余裕を持つ
- タクシーは絶対にUberを利用する
- Uberを呼ぶ前に住所と地図を確認する
- 疲れる前にスーパーで食事を買っておく
この旅の失敗は成功の元。損失ではなく、勉強代と考えています。
まとめ|失敗込みでも10日間16万5,680円だった
2025年の南フランス旅行では、1ユーロ168円から170円ほどの時期に、現地で合計16万5,680円を使いました。
この金額には、フランス滞在だけでなく、前後2日間の韓国滞在も含まれています。
さらに、個人タクシーの高額請求、ホテルの予約ミス、交通機関への乗り遅れ、Uberでの移動ミスなど、複数の追加出費がありました。
それでも、スーパーや薬局、オーガニックショップや街歩きを中心に、現地の暮らしに触れる旅を楽しめました。
旅行中は予定通りに進まないこともあります。
だからこそ、すべてを最安にしようするよりも、困ったときに使える予備費を持ち、自分の体力と安全を守りながら旅をすることが大切だと思います。














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